沖縄には、研究に活用できる
リアルワールドデータがあります
当財団にて集積しているリアルワールドデータ
夜間頻尿を記録するアプリ開発の
クラウドファウンディングにご協力を
当財団理事の宮里教授が「久米島デジタルヘルスプロジェクト(KDHP)」において、“夜間頻尿と生活習慣病との関連”について研究を行い、現在、夜間頻尿を記録するアプリの開発に向けて、クラウドファウンディングに挑戦しています。KDHP(2017〜2020年)では、トイレ後付け排尿自動モニタリング装置を開発し、排尿と肥満などの生活習慣病との関連を調査しました。生活習慣病者では、夜間頻尿、就寝後排尿のために最初に目覚める時間(就寝後第一覚醒時間)の短縮が見られること、非介入群では夜間頻尿が悪化することを実証しました。この新しい知見をより多くの人に役立てるため、誰でも簡単に使える”夜間頻尿アプリ”を開発し、人々の健康改善に寄与することを目指しています。
臨床現場で日常的に発生する医療データをリアルワールドデータ(Real World Data:RWD)とよびます。電子カルテのデータやレセプトデータ、健康診断の結果、ウエアラブルデバイスが収集したバイタルデータなどが該当します。このRWDから導き出されたエビデンスを、リアルワールドエビデンス(Real World Evidence:RWE)とよばれ、もっとも注目されている分野の一つです。
新薬開発に向けた臨床試験では、患者背景などの条件がそろった患者集団を対象とし、偽薬(プラセボ)もしくは対照薬と新薬の投与群との間で、薬効の違いを詳細に比較します。
試験が進み新薬が発売されると、実際の臨床現場では様々な条件の患者に投与されます。RWDを解析することで処方の実態や治療効果、副作用などを把握し、新薬の効果を継続的に検証できます。
厚生労働省はRWDを臨床開発に活用する際の考え方を取りまとめました。これを実現するには、個人の医療データを経時的に収集できる仕組みを持つ、当財団のデータが有効です。
データベースに格納されている画像、数値データ等は、テキストや一覧表、グラフなど、様々な形式のデータであっても、ソフトやハードに影響されない形で、将来に渡ってな閲覧できる状態で格納及び提供されています。
理事長 | 真栄田 篤彦 元那覇市医師会会長、元知事公室政策参与、西町クリニック院長 |
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理事 |
松下 正之 琉球大学大学院医学研究科 教授 崎原 永辰 那覇市医師会 生活習慣病検診センター長 宮里 実 琉球大学大学院医学研究科 教授 友利 博朗 那覇市医師会 会長、八重洲クリニック院長 泉 晃 琉球大学大学院医学研究科 特命准教授、SREホールディングス株式会社 常務執行役員 / CDO 大城 康一 医療法人おもと会 大浜第一病院 院長 |
評議員 | 中西 浩一 琉球大学医学部教授 宮城 政剛 新川クリニック院長 山城 千秋 前那覇市医師会会長、山城整形外科眼科医院院長 |
監事 | 當真 良明 弁護士法人 サイオン総合法律事務所 代表弁護士 小林 滝雄 株式会社マールベリーホールディングス 代表取締役、株式会社ブルーブックス 取締役 |
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